In Kyoto, in the subway station or bus stop, you can use the free wifi.
Before coming to Japan
1.Send an blank e-mail to kyoto@forguest.wi2.ne.jp.
2.Note the access code below.
In Kyoto
1.Find and select Wi-Fi SSID KYOTO_WiFi01 on your device in the subway station or bus stop.
2.Open a web browser.
3.Login screen will be displayed.
4.Enter the Access Code and press the ENTER button.
5.Three hours Internet access will be available from first login.
久々の更新になりましたが、急に英文で書き出したのには、理由があります。その理由を説明する前に、京都の外国人観光客についての現状を述べておきます。
まず、「トラベル+レジャー」というアメリカの雑誌での世界の観光地ランキングで京都が1位になったそうです。(参考:京都市が世界ランキング1位 米国旅行雑誌「T+L」誌人気投票/産経新聞) また、京都市の外国人宿泊者数は過去最高の113万人らしく、台湾に次いでアメリカが2位。(参考:観光客京都市の観光客最多 13年5162万人、円安で外国人増加/日経新聞)
こういう状況の中で、2年前の記事「「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」で気になる事」に書いた、「KYOTO_WiFiはパスワードを得て初めて無線LANを利用出来るのですが、そのためには何らかの方法でメールをする必要があります。」という部分は、現在も変わっていません。つまり外国人観光客は、日本に来てからKYOTO_WiFiを知っても、メールを送信できる機器を持っていないと、利用できません。そこで、日本に来日する前に空メールでパスワードをゲットしておく必要があるよ、というのが、この記事の冒頭の英文です。
こんなブログを海外の人が見つけてくれるかは、甚だ疑問ですが、誰かがコピペするかもしれないし、つぶやいてくれるかもしれない。ということで、気休めかもしれませんが掲載しておきます。
もっとも、この問題は、近いうちに解決しそうです。二日前の2014年7月2日に「京都市公衆無線LAN整備事業「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」整備運用事業者募集について」という記事が公開され、京都市による募集が始まりました。既に2年前からやってるやん、と言わずに、趣旨をご覧下さい。
「現在の利用システムでは,防犯及びセキュリティの観点から,メールの送受信により取得可能なゲストコードによる認証方法を採用していますが,インターネット環境下での事前手続きが必要であり,日本の携帯電話回線の利用が困難な外国人観光客の利用を促進するにあたっての阻害要因となっています。」
とあります。つまり京都市でも現在のKYOTO_WiFiの問題点は現時点で把握していて、解決しようと行動を開始したということです。
これまでと違うのは、「民間商業施設やコインパーキング、自販機等に設置」「国内のサービス事業者と契約していない外国人の方も含め誰もがその場で利用手続を行うことで、一定期間、インターネットに接続できるサービスが提供できる仕組みを構築」という点です。
これまではバス停や地下鉄駅、セブンイレブン(以上はKYOTO_WiFi01のSSID)、公共施設(こちらはKYOTO_WiFi02のSSID)だけだったのが、民間に広がります。そして、待望の外国人観光客もその場で利用開始手続きを出来る様になります。
ここで疑問が生まれます。なぜそれを2年前からやっておかなかったのか? 当時はまず国内観光客を優先したため既に導入事例のあるシステムを流用したとかでしょうか。そうだとしても、今回のことで、利用者は2種類のシステムを使い分けることになります。既存のバス停等のアンテナは残した上で、ソフトウェア側のシステムを置き換えるということはできないのでしょうか。
新しいKYOTO_WiFi03は、9月以降に設置開始されるようです。01や02を使いつつ、もうしばらくお待ちを。