2008年09月19日

スポーツのまち、京都?

京都市でスポーツと言えば、何を思いうかべますか。

高校駅伝、都道府県対抗女子駅伝、京都シティーハーフマラソン、そしてサッカーの京都サンガ。それから学生スポーツとして盛んなラグビーやアメフト。この辺りが多いのではないでしょうか。

そこに新しく加わることになったのが、プロバスケットボールリーグのbjリーグです。京都市に本社のある医療機器会社アークレイの子会社、スポーツコミュニケーション京都が来シーズン(野球やサッカーと違いバスケは秋から翌年春に開催され、ここでは2009-2010シーズン)からの、bjリーグへの参入を表明しています。

門川市長の記者会見によると、京都市も参入を歓迎していて、ホームアリーナに西京極の京都市体育館をということで、話が進んでいるようです。

これで、市内に2つ目のプロスポーツチームができるわけですが、3つ目もそう遠くない将来に誕生するかもしれません。それが野球です。

今まで京都でも人気のあるスポーツでありながら、プロチームのなかった野球ですが、関西独立リーグが来春からスタートし、読売新聞によると「京都、奈良、滋賀各府県を加えた8球団に拡大する構想」とのことです。京都には阪神ファンがそこそこいると思われますが、地元チームが出来ることで京都での野球は今より盛り上がるのでしょうか。

ここで気になるのがその京都チームのホームスタジアムです。プロ野球の公式試合も何度か行われた西京極球場が、おそらく本命でしょうが、最近整備されたばかりの伏見桃山の球場がグレードアップして使われるかもしれません。

ところで、西京極と言えば、バスケのホームアリーナになる予定の京都市体育館、先ほどの西京極球場、そして西京極陸上競技場があります。

この陸上競技場は、陸上関係者やファンにとっては、長年駅伝のスタート&ゴールとして親しみがある場所で、一説によると京都の陸上の聖地とも言われているようです。

一方で京都唯一のプロスポーツチーム、京都サンガのホームグラウンドでもあるわけですが、長年使われているだけあって、耐用年数があと10年ほどのようです。

サンガのサポーター団体などにより専用スタジアム新設を求める署名が35万人分集められ、京都市などが06年に用地確保や財政負担を理由に西京極陸上競技場を改修する方針を決定していました。

しかし「サンガのホーム・西京極改築計画が暗礁/代替施設めど立たず(京都新聞2008年5月16日)」にもある通り、改修期間中の代替会場が見つからず、改修計画がストップしているようです。

市内、及び府内にはサッカーの試合の出来るコートはあるのですが、いずれもJリーグ スタジアムの確保で定められている、公式試合をするための客席や照明などの条件をクリアできていないため、代替施設にはなりません。

一応、過去にもJリーグ規格に満たないコートでも特例で公式試合が行われたことはあるようですが、だからといって今回も大丈夫とは言えないようです。

西京極総合運動公園には陸上競技場の横に補助トラックがあり、サッカーファンからはそこをサッカーコートに整備すればよいという声も挙がっているようですが、陸上競技場でトップレベルの公式陸上大会を行うには、補助トラックがあることが条件のようで、しかも陸上関係者からは聖地を変えないで欲しいという声もあり、補助トラックのサッカーコート化も難しいようです。


いろいろと述べましたが、野球の関西独立リーグの京都チーム参入の構想がうまく進み、西京極総合運動公園内の各施設が上手に整備されれば、京都の一大スポーツゾーンになることも十分に考えられるだけに、改修計画の足踏みは残念です。

また、京都でスポーツがより盛んになれば、市民もスポーツに親しみ体を動かすことが増えるでしょうから、市民がより健康になり、市の各種健康保険の支出の負担も減って言うことなしなのですが。

とりあえず、京都市の財政が危機を脱するまでは、各スポーツの関係者やファンがお互いのスポーツを尊重しあい、スポーツ文化を醸成して行くのがよいかと思います。


京都市文化市民局市民スポーツ振興室(市のスポーツ施策)
スポーツの振興の予算(平成20年度)
京都市保健福祉局予算(平成19年度)(国民健康保険事業特別会計など)

関係のありそうなブログから興味深いものを取り上げています。
「京都×地下鉄増収&スタジアム」大作戦
来シーズンは、京都が参入

ネットで見かけたサンガホームグラウンドに求めること

  • コートと客席の距離を近づけてほしい

  • 客席の傾斜を急にしてほしい

  • オーロラビジョンをつけてほしい

  • 客席に屋根をつけてほしい

  • 売店の飲食物を美味しくしてほしい



posted by 吉永ゆうき at 15:32 | Comment(0) | 広報・情報公開

2008年09月11日

構成変更と右メニュー

リスタートにあたって、ブログの構成を若干リニューアルしました。 一番大きい変更は、左メニューから両サイドメニューへの形式変更です。後に詳しく書きますが、RSS読み込みをしたため情報量が増えて、片側だけのメニューでは収まりが悪くなったためです。 そして、こまごまとした変更はいくつかあるのですが、一番の目玉はRSS読み込みです。 右メニューに2つのブロックがあると思いますが(見当たらない場合はJavaScriptをOnにしてください。言葉の意味が分からない場合は検索等で調べてみてください)、これは、外部のウェブサイトの更新情報等の要約(RSS)を、自動で読み込み、表示させています。 対象サイトは、「京都市情報館」「Google News:京都市」の2つです。 京都市情報館は、説明するまでもなく京都市の公式サイトです。各局や各区から休日も含め、ほぼ毎日、多い日には100件を超える更新や情報発信があります。 一方のGoogle Newsは決められたキーワードに関連するニュースを、新聞社のニュースサイトなどから根こそぎ集めてくる、Googleのサービスです。こちらは「京都市」をキーワードに、行政に限らず事件やイベントなども含めてたくさんのニュースが集約されています。 これらの情報を、自動更新で表示しています。この仕組みにより、元々持っていたこのブログの役割は8割5分ほどカバーされます。残りの1割は、京都市のサイトなのに京都市情報館のRSSに表示されない情報です。この分は「7日間の間に更新されたファイルのリスト」というページに更新情報が載っています。議会、公報、入札、観光などの分野が含まれます。 最後の5分は、審議会報告です。これは引き続きこのブログで取り上げて行く予定です。
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2008年09月10日

勢いだけでリスタート

前から薄々感じていたことですが、どうやらやっぱり私は特異な人間らしいです。

先日ある集まりで、そのことを改めて(いい意味で)指摘され、何人かの方に異口同音に、その経験や知識を活用しないのはもったいないと言われました。本でも書いたらどうかとも言われましたが、書いてるそばから話が脱線するような人間なので、それは選択肢から外し、とりあえずこのブログの再開だけでもしておこうかと思い立つに至りました。

さて、活用すべきと助言をいただいたその知識と経験とは何か。

短い言葉で表すなら、「京都市行政に対するそこそこ広く浅い知識と、数十に及ぶ市の審議会・協議会傍聴の経験」でしょうか。

なぜそういう知識を持ち、経験するに至ったかは、その内書くことにして、このエントリでは今後このブログで何をしていきたいかを述べておきます。

何をしたいのか。

大きい言い方をすると、市民への市民参加の促し。具体的に書くと、市民参加のきっかけ作りやネタの提供、です。

このブログを見た方が、「そのことについては私も言いたいことがある」「知らなかったけど、何かやりたい」などとなっていただければひとまず成功なのかなと思います。

ここ数日、ブログをどういう打ち出し方にして行ったらいいか考えていましたが、そうこうしている間に、京都市をめぐる状況は刻一刻と変化しています。考えてないで、まずは情報発信してみればイイじゃないか、その思いで、「みんなの京都市情報」、リスタートです。
posted by 吉永ゆうき at 23:53 | Comment(0) | このブログについて・その他