2010年05月29日

京都市営地下鉄オリジナルスイーツ「水尾の柚子ちーず麿のお気にいり」1箱(5個入り)をタダでゲットする方法(期間限定)

この度,新たな地下鉄利用促進策として,京都市営の地下鉄が誕生した5月29日を「地下鉄の日」と定め,市民の皆様と一緒に地下鉄の役割を考えるシンポジウムや,「駅ナカスイーツ♪」ベスト10の即売会,地下鉄駅を巡るスタンプラリーなど,地下鉄に親しんでいただくためのイベントを実施」するそうです。

記念イベントとして、移転したばかりの京都堀川音楽高等学校での演奏や講演、烏丸御池駅での「駅ナカスイーツ♪」ベスト10即売会、山科駅でのアートパフォーマンスが行われます。

同時にこの3会場を巡るスタンプラリーも開催されるのですが、スタンプを集めると、特典として地下鉄オリジナルスイーツ「水尾の柚子ちーず麿のお気にいり」1箱(5個入り)がもらえるのです。定価は1箱900円(税込)です。

このスタンプラリーに参加するには、一番手っ取り早いのは600円の「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」を使うことですが、京都堀川音楽高等学校での記念イベント終了後にアンケートに答えると、もれなく「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」がプレゼントされます。

つまり、京都堀川音楽高等学校でのイベントのアンケートに答える>京都市営地下鉄1dayフリーチケットをもらう>スタンプ台紙をもらい京都堀川音楽高等学校音楽ホールでスタンプを押す>烏丸御池駅でスタンプを押す>山科駅でスタンプを押す>水尾の柚子ちーずがタダで手に入る、というわけです。

ちなみに、京都堀川音楽高等学校音楽ホールスタンプ台設置時間帯は9:30〜12:00、スタンプラリー締め切り時間は午後4時、山科駅はJRや京阪ではなく地下鉄の山科駅となるので、ご注意ください。

それから、この日、烏丸御池駅の近くにある新風館では、「どうすんねん 京都!?−次期京都市基本計画シンポジウム−」が開催されます。京都市次期基本計画の第1次案への意見も募集中(6月20日まで)です。

posted by 吉永ゆうき at 00:57 | Comment(0) | 広報・情報公開

2010年05月23日

第1回京都市山ノ内浄水場跡地活用方針検討委員会のレポート

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5月22日18時からサンサ右京にて。

傍聴席10席がちょうど全員埋まりました。報道席には市会議員も二人来ていました。委員の飲み物は疎水物語。

会議前に1時間ほど現地を視察があったそうです。

冒頭に市長挨拶、座長選出、市長から諮問。市から答申を求められているのは「立地を誘導する施設(又は機能分野)、ふさわしい都市計画条件、調和のために配慮すべき事項」。

市の方針が5つあります。

  • 市全体の活性化
  • 地下鉄増客
  • 工業地域としての用途規制に捉われない
  • 民間活力の活用を前提
  • 一括活用

現地は、工業地域です。他に、高さ規制20m第4種高度地区、建坪率60%、容積率200%(御池通から25mまでは300%)の条件があります。工業地域は本来以下の物が建てられません。

  • 幼稚園、小学校、中学校、高等学校
  • 大学、高等専門学校、専修学校等
  • 病院
  • ホテル、旅館
  • 劇場、映画館、演芸場、観覧場
  • キャバレー、料理店、ナイトクラブ、

しかし、方針の通り、工業地域としての用途規制に捉われない議論が求められています。

また、浄水場は御池通の北側26000平米、南側32000平米の敷地がありますが、北側の内12000平米は浄水場廃止に伴うポンプ場の新設の用地となるので、今回対象となるのは、全てで46000平米となります。

以下、主な議論。初回なので、考えや感想など。

委員:地下がかなり深く掘られている。どういった物が建設可能か? 更地で渡すのか?>検討中。

委員:地下鉄については何円、何人分の増加を想定しているのか?>増客に資するという条件があるだけで、貸すか売却するかも含めて議論を踏まえて複合的に判断したい。価格も機能も考慮してほしい。

委員:京都市は今後どうなっていくのか?>市の基本計画が策定中。都市計画のマスタープランも改訂の準備中。

委員:今の時期なら売却より貸す方がいい。マンションやパチンコが手っとり早いが、そうでないなら大学や宿泊施設か。

委員:京都駅から20分以内と近い。京都市の外からも人が来るような教育施設、医療・健康施設。大型商業施設は転換期。よっぽどの施設でなければ商業施設で埋めるのは難しい。

委員:大学が地域に与えるものは大きい。大学だと税収増加につながりにくいという話も聞く。

委員:今は大学も学生を集めるのに苦労している。単に大学を持ってくればいいという話ではない。他にないような施設でないと難しい。

委員:教育と産業、研究の複合施設が良い。洛南新都は難しいのでこちらで先端施設を実現させた方が良さそう。

委員:地下の魅力的なコンクリートの施設を残せないか。昔、浄水場があったと見せられるように。赤煉瓦のように。

「今後の進め方」に議題が移る。

「月1回程度の会議で、8月までに案をまとめ、9月にパブコメ、10月に答申取りまとめの予定。市基本計画や右京区基本計画に反映される。」という市の提案。

異論は出ず、もとの活用方針の議論に戻る。

委員:先ほどの意見は面白い。産業遺産という考え方。

吉永ゆうき的視点:ここに水族館をつくるのはどうだろうか。京都駅-梅小路公園間の距離よりも駅に近いし、水の施設の遺構も活かせそう。

委員:民家が近接しているが、要望は来ているか?>基本的には無い。

委員:近隣以外からも要望がないか?>浄水場廃止の発表以降、何件か問い合わせはあったが、要望はない。


posted by 吉永ゆうき at 00:36 | Comment(0) | 山ノ内浄水場跡地

2010年05月19日

山ノ内浄水場跡地がいよいよ動き出します

先日の「人事異動と組織改編が発表されています」でも書いた通り、京都市交通局に京都市地下鉄5万人増客推進本部が設置されているわけですが、その交通局は以前の壬生車庫前から東西線太秦天神川駅上のサンサ右京に移転して2年以上経っています。

天神川を挟んで、そのサンサ右京の東にあるのが「山ノ内浄水場」です。

この浄水場は2012年度末での廃止が決まっています。水道水の缶ボトル「疎水物語」も売り出し、需要喚起しているのですが、公営水道の需要が減っているため、浄水場を整理縮小するという方針のようです。

赤字を抱える東西線の駅直近なので、その跡地は当然地下鉄の利用者が増える様な使われかたが必要です。門川市長が市会で大学誘致を検討しているかの様な報道もありましたが、該当の発言では「駅周辺の開発や地下鉄沿線への大学,集客施設の誘致など果敢に挑戦して参ります。」との発言はあっても、「山ノ内」とは言っていないので、ひょっとしたら二条駅の佛教大学のことだったのかもしれません。

そこで注目されるのが、今週発表になった「山ノ内浄水場跡地活用方針検討委員会」です。22日にさっそく1回目が開かれるようなので、傍聴レポートしたいと思います。

門川市長も「まず,学識者・市民の代表・経済界などに入っていただき,それを議論していただこうと思っています。」との方針のようです。

山ノ内浄水場の跡地利用の検討については21年度から予算がつけられ、21年度915.8万円、22年度1671万円のようです。22年度の予算の内、審議会運営補助を含む調査委託費が400万円です。

ちなみに、浄水場の横を流れる天神川については「山ノ内浄水場に寄り添う天神川」にまとめました。

posted by 吉永ゆうき at 16:52 | Comment(0) | 山ノ内浄水場跡地