2011年07月13日

第1回京都市防災会議専門委員会のレポート

2011年7月13日10時から@ホテル本能寺西館5階ホール

傍聴席には12人座ってますが、職員もいるので、正確な傍聴者人数はわかりません。分かる範囲で市会議員が二人いました。委員の飲み物はガラス(?)の湯のみに入れられたお茶。傍聴者もセルフですがお茶が用意されていました。

2011年6月22日に開催された第1回防災対策総点検委員会の記録が公開(PDF:283KB)されています。本日の会議との関係でいうと、どちらも京都市防災会議の下に設置された兄弟のような位置づけです。防災対策総点検委員会の下には3つの部会が設置されています。

本日事務局の推薦により選出された土岐委員座長は、とてもフランクな進行で、他の委員も話しやすそうです。防災対策総点検委員会でも座長をされています。ちなみに、本日の会議の席次はコの字型ですが、事務局の京都市職員もその一辺に座っていて、冒頭に座長からあなたたちも委員ですが?と確認されていました。事務局の答えは「Yes」で、座長から意見を求められそうです。

本日は、「地震(京都市第3次地震被害想定内容の点検)」と「原発(原発事故に伴う市の対応)」がテーマです。

京都市の地下にある岩盤は、北部では10mも掘ればすぐに到達しますが、南部の小椋池付近では800mほど地下になるそうです。つまり843mの比叡山がすっぽり入るくらいの厚みの堆積層が岩盤の上にあるということになります。

これについて2つ、話が出ていました。1つは南部であればあるほど揺れやすい。同じ規模(マグニチュード)の地震でも震度が高くなりそうってことだと思います。もうひとつは活断層がわかりにくいということ。京都盆地の東と西にある南北に細長い断層は以前から知られていましたが、宇治川断層という宇治川の真下にある断層の存在が3年かけた調査で最近ようやくわかったそうです。その宇治川断層を含め、既に見つかっている断層の地震被害想定はされています。

委員から出た意見をピックアップしてみます。「基準となる数値を設定するのは対策をする上で必要だが、その数値を超えたときにどうするかも重要。想定を超えることが起きても何もできないということは無いようにしないといけない。」「京都市での地震は南海より直下型(断層)の対策がメイン。」「策定後に市に編入された京北の対策、本震の後の大きな余震の対策、多雨直後の地震の対策がされていない。」「福井の原発で事故が起きた場合、直接の被害よりも農産物や飲料水の放射性物質の数値や、観光客に向けての情報提供が重要。」「地質や地形等から、通常でも放射能の変動があるので市内の北部と南部に各1カ所、モニタリングポストが必要。」「大飯(おおい)原発から40km圏内の市内住民は3500人。」「福井の原発は福島のものと炉の形式が違うので、事故の起き方も対応も変わるが、放射能物質が漏れたときの対応は同じ。ただし時間の経過は福島とは異なる。」

京都市は、大学の研究施設や病院等、放射性物質を置いている場所の数は把握していて、そういうところで事故が起きたときの対応や、放射性物質の輸送中の事故のときの対応は現時点で策定されているが、福井の原発で事故が起きたときの対応としては、規模が違うので、現状の策定されている対応策では対応できないと考えているらしいです。

posted by 吉永ゆうき at 23:23 | Comment(0) | 傍聴レポート
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