2012年09月14日

平成24年度京都市美観風致審議会 第2回景観専門小委員会のレポート

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2012年9月14日17時から@職員会館かもがわ2階中会議室

傍聴者は8名。委員の飲み物は湯のみのお茶。

市内で計画されている建築物・工作物が景観条例を逸脱していないか審査する委員会です。会議冒頭にプライバシー等を踏まえ会議を公開するかどうかが諮られ、公開となりました。

今回の検討対象は「NHK京都放送局放送会館の移転(アンテナ塔付き)」と「京都精華大学新学部棟」です。

この審議会では資料を持ち帰れないので、特徴的な部分を以下に必死で書き留めておきます。

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posted by 吉永ゆうき at 19:34 | Comment(0) | 傍聴レポート

2012年09月10日

京都会館改修にユネスコ諮問機関が「STOP!」

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久々の京都会館ネタです。

※末尾に追記(2012.9.17)

京都会館の建築的価値の検証も済んだことになり、8月29日に実施設計・建築業者を決定、今月から解体を開始するという段階の京都会館について海外から8月12日付で意見書が送られてきました。

送り主は「国際記念物遺跡会議」(イコモス)の専門委員会「20世紀遺産に関する国際学術委員会」。世界遺産登録の審査や監視活動を行っている組織で、ユネスコの諮問機関だそうです。

そうなると気になるのが意見書の内容ですが、京都会館を「20世紀の最も重要な日本人建築家の一人である前川國男による素晴らしい作品で文化遺産」と評価し、建て替えは「取り返しのつかない害を及ぼし、美と調和を破壊する」として、ウェブサイトを通じて国際的に注意を喚起する「遺産危機警告」を発令し、市に再考を求めたそうです。(参考:毎日新聞「京都会館:「文化的価値」イコモスが意見書 建て替え懸念」及び産経新聞「京都会館改修に意見書 ユネスコ諮問機関、見直し求める」)

京都市の反応はどうだったのでしょうか。

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posted by 吉永ゆうき at 23:27 | Comment(0) | 建築・景観

「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」で気になる事

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7月4日の市長記者会見で説明のあった「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」事業は、「全国最大規模の630箇所」「3時間無料」が売りです。

もともと2012年3月27日に策定された「はばたけ未来へ! 京プラン」実施計画(政策編)の重点戦略5 世界が共感する「旅の本質を追求する観光戦略」No.51600 「京都どこでもインターネット」・「安心救急ステーション」の整備による観光客受入環境整備のなかの1つで、「高度情報化推進のための京都市行動計画〜情報通信技術(ICT)京都(2012版)〜」にも掲載された事業です。

2012年5月2日付けで京都市公衆無線LAN整備事業「京都どこでもインターネット」整備運用事業者の募集が開始され、バス停、地下鉄駅、セブン-イレブンにKDDIが、公共施設にインフィニティが無線LANスポットを設置、管理運用することになりました。

公衆無線LANの事業者は、そのアンテナ設置場所の確保に苦労していて、公共交通や公共施設という利用者の多い場所を3年契約で確保できることは、運用費用を負担しても大きなメリットとなります。

この件で気になったのが、記者会見と同日に公開されたKDDIのお知らせ「京都市内のバス停留所、地下鉄の駅構内、セブン-イレブンにて快適インターネット」です。

「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」は、元々日本の携帯電話通信網を気軽に使いにくい外国人観光客を対象のメインとしています。そのため、空メール送信で「ゲストコート(パスワード)」を得られれば、誰でも無料で一定時間利用出来ることになっています。

しかし、KDDIのお知らせには、auの特定のデータ通信料定額サービス利用者向けの公衆無線LANサービス、au Wi-Fi SPOTの提供を、バス停、地下鉄駅、セブン-イレブンで開始」とあります。これは、特定のユーザが条件付き(言い換えると有料)での利用ということなのですが、そうなるとKYOTO_WiFiと条件が異なってしまいます。

おそらくは、KYOTO_WiFi向けの機器にau Wi-Fi SPOT用の機能も一緒に組み込んで、自社ユーザの利便性向上も図るのでしょうが、その先の通信網は1本です。1車線の道路に2種類(2台ではない)の車が集まるような状態になるので、渋滞しないか心配です。

さらに、気になる事がもう一つ。前述の通りメインの対象者は外国人観光客です。

KYOTO_WiFiはパスワードを得て初めて無線LANを利用出来るのですが、そのためには何らかの方法でメールをする必要があります。日本の通信網でメールを発信出来る機器を持っていない人はどうなるのでしょうか。

posted by 吉永ゆうき at 22:27 | Comment(0) | 観光

京都市で婚活といえば岡崎? いえ、右京でも。

2010年度に始まった京都市の婚活事業ですが、今年も11月に岡崎で「京都婚活2012」として3回目が開催されます。

この事もあって、何となく京都市の婚活と言えば東の方というイメージを持っていましたが、今年度は西の右京区にも注目です。

右京区で開催の婚活は2つ。「宕陰星空ロマンチックファンタジー」と「京北KoiKoiサイクリング」です。

実は「宕陰」の方は一昨日の9月1日開催ということで既に終了していますが、「京北」の方は10月14日開催、募集締切は9月14日なのでまだ間に合います。右京区のFacebookページによると、まだ男性の枠に空きがあるそうです。

気になる企画内容を見てみましょう。

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posted by 吉永ゆうき at 22:19 | Comment(0) | 教育・子育て・若者

京都市防災会議専門委員会原子力部会第1回のレポート

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※末尾に追記(2012.9.17)

2012年9月10日14時から@京都市消防局庁舎7階作戦室

傍聴者は16名。委員の飲み物はペットボトルのお茶。

2011年の福島第1原発の事故及びそれに伴う国の方針の変更により、原発から30km以内(UPZ:緊急時防護措置を準備する区域)の自治体では避難計画を定めることが義務になりました。

京都市は左京区の北端、久多地区の一部と広河原地区の一部が福井県の大飯発電所から30kmの範囲に含まれます。ちなみに、この両地区には100世帯200名ほどの住民がいますが、すべて30km圏外の居住者です。

京都市では災害時の対応及び事前の防災のために、「京都市地域防災計画」が定められていますが、原子力発電所の事故の対策は盛り込まれていませんでした。

京都市としては対策計画の策定が急がれますが、当面の暫定措置として、2012年3月に「京都市原子力発電所事故対応暫定計画」を策定しました。もし、今大飯原発で事故があれば、この計画に沿って対応が実施されます。

そして、本日いよいよ正式な原発事故対策計画「京都市地域防災計画原子力災害対策編」を策定するための会議が始まった訳です。来年3月が期限です。

委員は次の通りです。

  • 土岐憲三(地震工学、部会長)
  • 三島嘉一郎(原子炉工学)
  • 古賀妙子(放射線管理工学)
  • 大野和子(放射線管理)
  • 石川裕彦(応用気象学,気象災害)
  • 藤川陽子(環境工学,放射線の土壌への影響)

以下、策定までのスケジュールです。11月頃に次回の部会。パブコメを経て、年明けに2回部会。で終わりの予定です。

本日の会議に先駆けて、8月10日に左京区の久多地区、12日に広河原地区において、避難マニュアルが作成され、9月1日にマニュアルを使用して避難訓練が実施されました。(参考:「防災の日:大飯原発30キロ圏、京都市が初避難訓練」毎日新聞)

委員:左京区で避難訓練したが、プルーム(放射性プルーム:微細な放射性物質が大気とともに煙のように流れる状態)が来た場合は、屋内退避の方が効果的なこともあるが、避難マニュアルはどのように計画されているか?>事務局:3つの段階に分けて計画している。左京区の訓練ではコンクリート建物への一時避難の後、別の場所へ避難という訓練だった。

今回策定される計画は、「国が提示した案」というベースがあり、それに京都府や関西広域連合の計画、原子力災害以外の京都市の既存の計画との整合性を考慮して作成されます。

事務局からは次の4点の論点が示されました。

  1. 原子力災害対策を重点的に実施すべき地域(30kmというUPZの範囲の妥当性)
  2. 環境放射線モニタリング体制
  3. 避難において市が考慮すべきこと
  4. 安定ヨウ素剤の管理と運用

以下、その論点に沿って主な意見を掲載します。

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posted by 吉永ゆうき at 21:55 | Comment(0) | 傍聴レポート
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