2009年07月22日

第4回京のみちデザイン指針検討委員会のレポート

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今日の傍聴して良かったと思った言葉「戦わなアカンよね」路側帯の白線について、公安との調整が難しいとの事務局の答弁に対して委員からの発言。

前半は前回の意見を踏まえた修正の報告。後半は区域特性ごとのデザインの議論。

今後はパブリックコメントの募集を挟み、第5回で終了。

内容については、「概ね」良いと思うし、様々な価値観があると思うので触れないが、以下の点が気になった。

  • 毎回気になる休憩時間。
    京都市の他の審議会では同じく2時間開催の場合も、休憩時間があるのは皆無。頭が疲れるので休憩することは良いと思うのだが、議論の流れを切ったり、最後の時間が足りなくなってでも休憩すべきとは思わない。今回も時間が足りなくなって終了していたし。
  • パブコメ後に1回しか予定されていない。
    これはもうパブコメ案から大幅な変更はないということか。
  • 指針という割に緩い指定。
    拡大解釈されて、ルーズな町並みになるのではないか? 例外や特例があって良いが、基本はもっと限定的にしないと、指針として弱いのではないか。
  • 運用の仕方が不明。
    指針策定後、内部向けのマニュアルが作られ、安全や自転車道などのこともふくめるらしいが、指針がどのように反映され、チェックは誰が担うのかまで検討してこそ、意味のある指針になる。
  • 安全や維持管理のコストも考慮しているのか。

次回は11月の予定。

写真は今日の委員会で素敵やん!と意見があった、三条川端の交差点の歩道の舗装。

路側帯について、事務局の発言より。一番頭を悩ませていたのが、自転車道と路側帯。市内で統一しようと考えていたが、この場で議論してもらうのは難しいかなと考えている。 今後作る予定のマニュアルで路面の色などを検討したい。 三条通りは路側帯か歩道かはっきりしてほしいと指導を受けている。


posted by 吉永ゆうき at 17:39 | Comment(0) | 傍聴レポート
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