2009年10月09日

動物園市民委員WS+岡崎HDのレポート

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動物園についての審議会「動物園大好き市民会議」第5回市民委員ワークショップが行われ、「京都市未来まちづくり100人委員会」の岡崎ホールディングスの京都市動物園チームが参画した。

2009年10月9日13時から、京都市動物園図書館視聴室にて。

今回の面白い点は、同じテーマで別々に議論してきた2つの会議(どちらも京都市の審議会に属し、市民委員を中心とした集まり)が、同じテーブルを囲んで一緒にワークをするという点です。

100人委員会の他のチーム(例えば「のりもの」チーム)でも、同じテーマを扱う別の審議会の人と意見交換をすることはありましたが、その相手が担当職員や大学の先生だったり、文字通り意見を「交換(こんなことを議論してますと互いに伝え合う)」だけだったり、でしたが、今回は「一緒に」ワークをします。(おそらく)初めての取り組みです。

WSのテーマ

  • パブリックコメント(46人111件)の結果を受けての検討
  • 岡崎HD動物園チームからの提案を受けての検討
  • ボランティア活動増加の検討

ちなみに進行役の動物園職員、坂本さんは制服でしたが、副園長はスーツでした。どこかで線引きがあるのでしょうか。

現在、実施設計が山場。12月には出来る見込み。

ボランティアの話題は資料も含め当日に発表されたもののよう。共汗で作る動物園をめざしている>もっと市民の力を活かすことが大切>ボランティア増加を検討ということで、ワークのテーマに追加されたらしい。

パブコメの結果は、修正反映するもの(1)、盛り込み済みのもの(73)、今後検討するもの(18)、反映できないもの(19)、それぞれに対応内容が添付されている。反映できないものの理由は、コンセプトに反する、衛生面、安全面、コスト面等でそぐわないなど。

13時55分からチームごとにワーク。14時47分から各チーム発表。

マンゴロー(?)班。マンパワーの話に議論を集中させた。人材コーディネート組織を前回提案した。最近出来た団体を活かしてはどうか。

ミドリ班。実現可能性に着目。すぐに出来そうなところからとにかくやってみる、が大事。始めてみないと動きが広がらない。

ミライ班。パブコメについて熱く意見が出た。46通は多いのか少ないのか。班での話がまとまりきっていない。税金負担が市民の納得をいまいち得てないから広報が必要。一般の人の意識は生態展示に向いているから、理解は得られるのでは。「京(きょう)が動いて、都(みやこ)の物(もの)で、市の園だ」

チームごとのワークでは一部の人だけがしゃべり続ける様に見えていたが、途中から意見を交わす様になった。

時間が余ったので、各チームや委員から追加意見の時間が取られた。

当日はちょうど100人委員会の第2期委員の募集締め切りでもあったので、募集告知がされていた。

岡崎HDの方から「大きな方向性は同じだし、市の提案は理解しているが、違う意見をもっている部分をあえて今回提案した」と補足があった。

岡崎HDの方は動物園市民会議やその上の専門委員会の取り組みをよくわかっていると思うが、動物園市民会議の方は100人委員会のことをどの程度理解しているのか気になった。

15時20分で終了。休憩を挟んで15時30分からは、市長を囲んでのおむすびミーティング。おむすびミーティングは非公開なので、ここまで。


posted by 吉永ゆうき at 17:05 | Comment(0) | 傍聴レポート
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