2009年10月29日

第5回「森と緑」検討プロジェクトチーム会議のレポート

2009年10月29日15時から17時半まで京都市文化財建造物保存技術研修センター

先日、ひとまちであった平成の京町家PT(別途レポートします)と同じく、「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議の下部部会。詳しい議事録は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの速記担当者という方がいらっしゃったので、事務局にはあるのでしょう。録音もしてるでしょうし。

市民会議は3つ。この木の文化の市民会議の他に、自動車なんとかしないとってことで 「歩くまち京都 総合交通戦略市民会議」。選択肢はあるのに市民が気づいていないから「ライフスタイルを考える市民会議」。

環境税という物が出てきました! 以前の会議で、森と緑を良くするには市民意識を変える。啓発事業しても今どき意識は変わらない。自分が参加する意識にするには、何らかの負担をするべきでは? ということがあったので、事務局が気を回しすぎて、出てきたものらしいです。委員は税を取るという意識ではなく、何かしら負担を、という程度のようです。

それ以外にも、事務局のまとめた資料に対して不満がたくさん出ました。いずれも「抽象的で目的、対象がはっきりしない」という事のように感じました。傍聴していて面白いです。しかし、次の傍聴に行くので、途中退席。議事録がどうなるか楽しみです。

ちなみに会場の文化財建造物保存技術研修センターは、檜皮葺きの屋根の展示など、文化財建造物保存技術の展示があるのですが、2回の小屋組が露わになっていて、建物自体が興味深いです。一方、PTの議事資料の中に「木の建物を見せるための施設」を建てる計画が記され、1億(?)くらいの予算が想定されているみたいです。平成の京町家を建てるということでしょうか?



posted by 吉永ゆうき at 17:13 | Comment(0) | 傍聴レポート
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。