2010年10月29日

第1回歩いて楽しいまちなか戦略推進会議のレポート

第1回歩いて楽しいまちなか戦略推進会議

2010年10月29日13時半から@京都ホテルオークラ

傍聴者は5名。委員の飲み物はグラスに入ったお水。傍聴席にも同じ物が用意されていました。

あれ? 歩いて楽しいまちなか戦略推進会議って、既にあったのでは? 今回が1回目? と思ったあなた、ごもっとも。

実は4年前の2006年5月から、「歩いて楽しいまちなか戦略推進協議会」というものがありました。今回の「歩いて楽しいまちなか戦略推進会議」は、その協議会を「発展的に解消」し、さらに進めるために設置された「会議」です。

四条通は歩道拡幅の方針が決定してます。同時に、バス交通、荷捌き、タクシー、自転車についての課題があります。

この歩いて楽しいまちなか戦略推進会議で、11月から実施が計画されている各種社会実験を通じて、四条通歩道拡幅への課題をクリアにし、クリアしていこうというものです。

社会実験は基本的に、バスもタクシーも荷捌きも時間や場所、数を集約した上で道路状況や影響を調べます。また、一般車両は後方や啓発を通して抑制を目指します。自転車については臨時駐輪場を設置されます。

冒頭、交通政策監の挨拶の中で、傍聴者に向けて「必ず前に進めていくので、ご意見お寄せください」との発言がありました。

進行役の塚口会長も挨拶の中で、「今すぐに拡幅するべきでないという意見に対しても柔軟に対応しつつ、不退転の思い」とのことです。

事務局である京都市の用意した案の説明終了時で、既に時間の半分が終わろうとしていますが、その後、交通事業者、商店関係者、道路管理者、それぞれの想い、それぞれの立場で、意見が出ました。具体的な場所や台数、道路構造の細かい話から、四条通のありかたの大きな話まで。

吉永ゆうき的視点:「歩いて楽しいまちなか戦略」の会議です。歩道拡幅のために四条通の交通をどうしていくかという話が繰り返されていますが、どのように歩いて「楽しい」まちにするかという話が少し足りないと思います。

と思ったら、終わり間近で委員からも出ました。委員:「歩いて楽しいまちなか」の定義と目標は? 住んでる人もいるので「歩いて楽しく暮らせるまち」にしてはどうか。また、四条通以外の道も大事。<交通政策監:歩くまち総合交通戦略では「まちのにぎわいをとりもどし、人がたくさんくるまち」それ以上は話が長くなるので。会長:生活している人の視点は忘れないようにする。

会長:本日のまとめ。四条通り周辺をどのようなまちにしたいのか。公共交通を優先し、ゆったり歩けるまち。これは、大枠で合意が出来ているとの認識。ある程度一定の方向へ進みつつあると感じた。



posted by 吉永ゆうき at 15:50 | Comment(0) | 傍聴レポート
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