2014年07月04日

How to use the free public wifi in Kyoto.

In Kyoto, in the subway station or bus stop, you can use the free wifi.
wifi.gif

Before coming to Japan

1.Send an blank e-mail to kyoto@forguest.wi2.ne.jp.
2.Note the access code below.

In Kyoto

1.Find and select Wi-Fi SSID KYOTO_WiFi01 on your device in the subway station or bus stop.
2.Open a web browser.
3.Login screen will be displayed.
4.Enter the Access Code and press the ENTER button.
5.Three hours Internet access will be available from first login.

久々の更新になりましたが、急に英文で書き出したのには、理由があります。その理由を説明する前に、京都の外国人観光客についての現状を述べておきます。

まず、「トラベル+レジャー」というアメリカの雑誌での世界の観光地ランキングで京都が1位になったそうです。(参考:京都市が世界ランキング1位 米国旅行雑誌「T+L」誌人気投票/産経新聞) また、京都市の外国人宿泊者数は過去最高の113万人らしく、台湾に次いでアメリカが2位。(参考:観光客京都市の観光客最多 13年5162万人、円安で外国人増加/日経新聞)

こういう状況の中で、2年前の記事「「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」で気になる事」に書いた、「KYOTO_WiFiはパスワードを得て初めて無線LANを利用出来るのですが、そのためには何らかの方法でメールをする必要があります。」という部分は、現在も変わっていません。つまり外国人観光客は、日本に来てからKYOTO_WiFiを知っても、メールを送信できる機器を持っていないと、利用できません。そこで、日本に来日する前に空メールでパスワードをゲットしておく必要があるよ、というのが、この記事の冒頭の英文です。

こんなブログを海外の人が見つけてくれるかは、甚だ疑問ですが、誰かがコピペするかもしれないし、つぶやいてくれるかもしれない。ということで、気休めかもしれませんが掲載しておきます。

もっとも、この問題は、近いうちに解決しそうです。二日前の2014年7月2日に「京都市公衆無線LAN整備事業「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」整備運用事業者募集について」という記事が公開され、京都市による募集が始まりました。既に2年前からやってるやん、と言わずに、趣旨をご覧下さい。

「現在の利用システムでは,防犯及びセキュリティの観点から,メールの送受信により取得可能なゲストコードによる認証方法を採用していますが,インターネット環境下での事前手続きが必要であり,日本の携帯電話回線の利用が困難な外国人観光客の利用を促進するにあたっての阻害要因となっています。」

とあります。つまり京都市でも現在のKYOTO_WiFiの問題点は現時点で把握していて、解決しようと行動を開始したということです。

これまでと違うのは、「民間商業施設やコインパーキング、自販機等に設置」「国内のサービス事業者と契約していない外国人の方も含め誰もがその場で利用手続を行うことで、一定期間、インターネットに接続できるサービスが提供できる仕組みを構築」という点です。

これまではバス停や地下鉄駅、セブンイレブン(以上はKYOTO_WiFi01のSSID)、公共施設(こちらはKYOTO_WiFi02のSSID)だけだったのが、民間に広がります。そして、待望の外国人観光客もその場で利用開始手続きを出来る様になります。

ここで疑問が生まれます。なぜそれを2年前からやっておかなかったのか? 当時はまず国内観光客を優先したため既に導入事例のあるシステムを流用したとかでしょうか。そうだとしても、今回のことで、利用者は2種類のシステムを使い分けることになります。既存のバス停等のアンテナは残した上で、ソフトウェア側のシステムを置き換えるということはできないのでしょうか。

新しいKYOTO_WiFi03は、9月以降に設置開始されるようです。01や02を使いつつ、もうしばらくお待ちを。

posted by 吉永ゆうき at 02:29 | Comment(0) | 広報・情報公開

2013年04月01日

円山公園のブルーシートをゴザに換えても無くならない諸問題

sakura.jpg

今回のレポートの事の発端は、2013年03月23日付京都新聞の「円山公園、花見用ブルーシート禁止 京都市景観考慮」(魚拓)という記事。

京都市が円山公園において、2013年3月の「25日朝から一部区域のシート使用を禁止」する代わりに、一畳敷きのゴザ3千枚を「無償で貸し出す」上に、「ゴザの持ち込み」も許可。一方「前日からの場所取りは認めない」とのこと。4月15日まで。

ところがその記事の3日後の26日に、同じく京都新聞から「周知不足、指摘の声も 円山公園で花見用ブルーシート禁止始まる」(魚拓)という記事が出た。

予定通り25日から職員の見回りとブルーシートからゴザへの交換の呼びかけが行われたが、花見客の一部からは「事前のPRがない。前日からの場所取りが駄目なら、当日朝は何時から認めるのか場所取りの明確な基準が必要だし、きちんと伝えてほしい」という声も出たのだ。

ここまで読んで気になったのが以下の点。

  1. ブルーシート禁止エリアの範囲
  2. ゴザの貸し出しのシステム&ゴザ管理
  3. 市の周知広報

ということで、実際に円山公園に行って、確かめてみる事にした。

map.jpg
この図の赤い部分がブルーシート禁止エリア。黄色は調査時にゴザが敷かれていた部分。同じく青がブルーシート。Cのエリアにゴザもブルーシートも無いのは、柵で囲まれているから。日中は近くの店が有料席を設けるようだ。Bの場所には仮設トイレが在るので、当然その周辺も空いていた。ゴザ置場は2カ所。そこからAまで150mくらいか。図の左の方角に八坂神社および祇園や鴨川がある。

また、ゴザの使用については、2カ所あるゴザ置場から必要に応じて各自持ち出すだけで、事前の予約とかレンタル料とかは必要無い。

2013年3月30日の調査の様子を以下に記す。

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posted by 吉永ゆうき at 04:33 | Comment(2) | 広報・情報公開

2011年12月27日

2011年の京都市3大出来事

年末もあとわずかとなり、様々な媒体で今年をふり返る記事が見られますが、このブログでも、初めての試みとして2011年の京都市をふりかえってみます。

京都市基本計画

1番大きいのは、基本計画でしょう。2010年度末ぎりぎりに市の基本計画及び各行政区ごとの、今後10年間の基本計画が策定されました。これによって、ある意味では2020年までの京都市の有り様は決まったとも言えます。4月に入って新年度となってからは、それぞれ実施・推進のプランや組織がつくられ、一部は既に実行されています。

五山の送り火と護摩木

2番目には、送り火の松の事件。今年の震災で被災した地域の松を五山の送り火で使うかどうかで二転三転しました。先日の駅伝や観光等で名は知られている京都のまちですが、久々に「京都市」という地方公共団体として全国に注目されたのではないでしょうか。もちろんそれだけではなくて、震災を受けて京都市は、様々な被災地・被災者支援を実施し今も継続しています。また、市の防災計画の見直しも行われました。実際の改訂はこれからです。(参考:平成23年度第2回京都市防災会議のレポート

公園にまつわる出来事

3番目は公園です。梅小路公園の水族館着工に始まり、岡崎公園の動物園の新「おとぎの国」オープンや京都会館の命名権のロームへの売却に建て替え反対の動き(参考:京都会館のこれまでの経過)、そして横大路運動公園の球技場建設立候補と、市内の大きな公園では様々な動きがありました。ちなみに、横大路運動公園の球技場建設について京都市は一度断念した過去があります。

大きくないけど影響ありそうな出来事2つ

吉永ゆうき的、2011京都市3大出来事は以上ですが、大きくはないものの今後少なくない影響がありそうな出来事も紹介します。

1つめは、国民健康保険の被保険者証が1人1枚のカードになったこと。世帯で1枚の紙からの変更で、市内の医療費がどう変わるか気になります。

もう1つは、地域コミュニティ活性化推進条例の制定。施行は来年4月からです。歴史がある、力があると言われつつも衰退してきた京都市内の地域コミュニティが息を吹き返すきっかけになるか注目です。

当ブログのアクセストップ3

ちなみに、当ブログの今日までのアクセスで、2011年一番見られていたのは「東山に計画されている高級外資ホテルで板挟みの京都市」の記事でした。今確認したところ「東山武田病院 ホテル」で検索すると、該当記事が2番目に出てきています。ちょっと意外でした。

アクセス数2位は「山ノ内浄水場跡地がいよいよ動き出します」の記事。3位は「人事異動と組織改編が発表されています」でした。

2012年の大きな出来事

そんなこんなでもうすぐ2012年ですが、京都市においてのビッグイベントがあります。

京都マラソンだと思った方、すみません。もちろんそれも京都市の今後を考える上では大きいのですが、もっと影響の大きいのが「京都市長選挙」です。

現在、現職及び前回僅差で破れた新人が立候補を表明しています。投票日は少し早めの2月5日です。

今回の市長選挙でも「選挙ドキドキ!プロジェクト」が「逆マニフェスト」をしますよ!

posted by 吉永ゆうき at 22:02 | Comment(0) | 広報・情報公開

2010年10月22日

御池通で自転車通行環境整備の実証実験が行われます

京都市の広報ページ「御池通自転車通行環境整備に係る実証実験について」にある通り、11月12日から18日の朝から夕方まで、御池通で歩行者と自転車の通行空間を分離する実験が行われます。現状でも、舗装の色で分けられていますが、白テープ等で明確にするそうです。

御池通は、自転車でよく通りますが、自転車のゾーンに歩行者が歩いていたり、車が止まっていたりで、歩行者のゾーンに出ざるをえないこともあります。現在の歩道の形状では、自転車含め通る人皆がしっかりと意識する必要がありそうです。

ところで、京都市内には、もっと明確に自転車の走行空間が分離されている通りもあります。

知ってる限りで一番明確に分離されているのが、三条通の佐井通(春日通)から西小路通にかけての北側です。 三条通 赤い車が停まっている路肩の横が4mほどの幅の植込みになっていて、車道の路面より一段高い土地に木が植えられています。さらにその外側に車道と同じ高さのアスファルト舗装の自転車道があります。幅は1.5mほどです。その外側に自転車道より一段高い歩道があり、ガードレール等はありません。ちなみに写真左下の白い車の下は、嵐山電鉄の線路です。

同じ三条通の西大路より東側でも七本松通りの辺りまで、自転車走行ゾーンが設けられています。 三条通2 ここの自転車走行ゾーンはカラー舗装され、歩道との間にブロックが置かれています。自転車走行ゾーンと車道との間には柵があります。地面に自転車のマークも塗装されているのですが、歩道が空いているのに自転車走行ゾーンを歩く人をよく見かけます。おそらく無意識なのでしょうが、行動心理学の専門家に聞いてみたいです。

それから、五条通でも、歩道の一部が塗り分けられ、自転車走行ゾーンと歩行者ゾーンとの間に花壇が置かれています。 五条通 ここも御池通のように、自転車も歩行者もゾーンに関係なく通っている事が多いです。ちなみに五条通は自転車専用道の整備が計画されています。2011年2月に完成予定です。(京都新聞の記事「京の都心 自転車専用道 国交省 五条通に11年設置」)

そして七条通です。七本松通から大宮通ちかくまで、歩道の一部が自転車走行ゾーンになっています。 七条通 自転車走行ゾーンと歩行者ゾーンとの間に木が植えられ、地面も色分けされています。さらに区別を示す標識も設置されています。ただ、自転車走行ゾーンにお店の看板や鉢植えが置かれている箇所もあり、自転車走行ゾーンを通る自転車は少なめです。写真の手前から二本目の木の辺りがバス停なのですが、ベンチやバスを待っている人が木の陰になり、自転車走行ゾーンからは見え難く危険です。

最後に、自転車走行空間とは直接関係ありませんが、自転車つながりという事で、来週に開催される自転車等駐車対策協議会の情報にリンクしておきます。「平成22年度第2回京都市自転車等駐車対策協議会の開催について」(京都市のページ)

posted by 吉永ゆうき at 12:23 | Comment(0) | 広報・情報公開

駐車場設置基準緩和に向けて京都市駐車場条例が改正されるかもしれません

本日付けの日経新聞に「京都市、駐車場設置基準を緩和 大型施設など誘致へ」の記事がありました。

 京都市は20日、中心部のにぎわいを戻すため、建物を新築・増築する際に義務付けている駐車場設置基準を大幅に緩和する方針を決めた。来春の市議会に駐車場条例改正案を提出する。商業施設やオフィスビルを開発する事業者の負担を軽くし、市内への誘致を進める狙い。マイカーなどの流入を抑えるため公共交通機関の利用も促す。

 条例案によると、駐車場の設置を義務付ける台数を商業施設で35%程度、オフィスで40%程度、工場で50%程度、それぞれ引き下げる。延べ面積1万平方メートルのホテルを新築する場合、現行は「44台以上」の駐車スペースの確保が必要だが、新基準では「27台以上」に緩和される。

 建物から離れた場所を駐車場として利用できる特例についても、現行の敷地から200メートル以内から、500メートル以内に緩和する。

 今回の基準緩和で、事業者は駐車場に割いていた面積を施設の一部として利用できるようになる。景観保護のため、京都市は条例で中心部の建物の高さを規制しており、これまで大型施設の開発を希望する事業者にとって採算がとりにくいとされてきた。

気になるのは、基準緩和の目的です。日経新聞では「大型施設など誘致」とありますが、京都市の中心部には大型施設が建てられるような敷地はほとんど残っておらず、京都駅北東と山ノ内浄水場跡地くらいです。ということは、誘致しようにも既存の建物の建て替えが前提となります。

実はこの基準緩和、自動車の交通量を減らすための物です。地下鉄を始めとする公共交通の利用促進と環境モデル都市の目標クリアのために、京都市は今年春に市駐車施設基本計画を見直し、京都市街の駐車場抑制へと方針転換しました。詳しくは京都新聞の記事「京都市街の駐車場抑制「歩くまち」へ市が方針転換」等をご覧ください。

つまり、今後は駐車場が減るので、乗用車で京都中心部に行くと不便だよ、だから地下鉄乗ろうね、というわけです。ただ、市民の日常生活に大きく関わり、このまま直接市会に提案するのは難しいと思いましたが、やはり市は市民意見(パブリックコメント)を募集するそうです。

京都市のページ「「京都市駐車場条例」改正の素案に関するパブリックコメントの実施について(お知らせ)」によると、11月の1日から月末まで、郵送,FAX,持参又は電子メールで受け付けるそうです。リンク先に図入りの解説PDF資料もあります。

単に渋滞と路駐が増えるだけのような気もしますし、物流や観光地はどうするのかも考える必要がありそうです。京都市の思惑通りにいくでしょうか。

ところで、日経新聞の記事の視点が少しずれているかのような文章になってしまいましたが、逆に日経新聞の通りだとすると、京都市は大型施設を誘致しようと考えているということになります。

既述の通り、新築は可能性が低いのですが、あえて新築で考えると、今計画されているのが、山ノ内浄水場跡地の大学施設と、梅小路公園の水族館です。

山ノ内の方は地下鉄駅すぐなので、5万人増客に向けて無理にでも地下鉄利用を促進したいはずなので強引に駐車場不足に持っていくのもわからなくもないですが、水族館の方は遠方からの観光客もしくは家族づれや足などに障害のある人等、自家用車でなくては困る、という利用者も少なくないはずです。説明会での話では公園の既存台数より増やすという計画でしたが、水族館の敷地ではないのでどうなるでしょうか。

一方、新築に拘らないとすると、京都会館の立て替え(参考ページ「舞台一新、にぎわい再生 京都会館50周年で、市が再整備構想(京都新聞の記事)」「京都会館再整備検討委員会(京都市のページ)」)や国立国際会館の増築(参考ページ「京都国際会館拡張へ観光庁が調査開始(京都新聞の記事)」)も計画されています。おや? いずれも地下鉄の駅から徒歩圏内ですね。これらの計画でも駐車場不足においこんで地下鉄増客を狙うという事でしょうか。

最後は、妄想の域を出ませんが、そう考えると日経新聞の記事もまんざら外れてないような気になります。

それから、このタイミング(?)で京都市は、常設のパークアンドライドを開始するようです。京都市の広報ページ「【地下鉄でPiTaPaを使うと,駐車料金が200円OFF!】 ICカード乗車券「PiTaPa」を活用したパーク&ライドサービスの実施について」によると、このサービスは六地蔵だけのようですが、市内にはパーク&ライド用の駐車場が他にも用意されています。「京都観光パークアンドライド のりかえ駐車場案内(京都市の案内ページ、地図から駐車場を探せます。)」「パークアンドライド駐車場案内携帯版(各駐車場の地図,住所,最寄り駅,開設時間,駐車料金など)」

posted by 吉永ゆうき at 09:49 | Comment(0) | 広報・情報公開

2010年10月15日

京都市市民参加推進フォーラムが審議会のネット生中継を開始

中継画面

本日18時半に、京都市の審議会「京都市市民参加推進フォーラム」が、ウェブサービスustreamを利用しての審議会の生中継を開始しました。(http://www.ustream.tv/channel/c-media-lab-kyoto-movie

これまでフォーラムは、公開とし、傍聴席の用意もされてきましたが、地域メディア実践事例研究会の協力のもと、今回初めてインターネットでの公開生中継を行います。私も東京から傍聴しています。

審議会は今年度市民参加推進計画の改訂に向けて、2つの部会に分かれて議論を重ねてきました。今日はそれぞれの部会の報告という位置付けかと思われます。ちなみに、審議会本会としては初めてのネット中継ですが、各部会ではこれまで数回ずつネット中継されていました。

京都新聞の記事「京の審議会 ネット中継、15日 京都市試験実施」では「一方、市が5月に市民3千人を対象に市の事業に企画段階から市民が意見を言う機会などを尋ねた調査で、「十分ある」と答えた人はわずか7%にとどまり、5割近くが「そう思わない」「どちらかというとそう思わない」と回答、意見を主張する機会が少ないと感じている市民が多い結果が出た。」とありますが、機会の多少以前に、既にある機会も市民に知られていないというのが実情です。

中継では、冒頭に審議会委員や事務局職員の自己紹介(大半の審議会では、通常、初回でするのみです)をおこなったり、会議資料を映したり等、ネット傍聴者への配慮もされています。19時現在視聴者は17人です。会場での傍聴者は3人(の様に見えます)。

参考資料として、「京都市市民参加推進フォーラム第29回会議の開催について」を紹介しておきます。そろそろ両部会の報告が終わりそうなので、私も「ネット傍聴」に戻ります。

posted by 吉永ゆうき at 19:11 | Comment(0) | 広報・情報公開

2010年05月29日

京都市営地下鉄オリジナルスイーツ「水尾の柚子ちーず麿のお気にいり」1箱(5個入り)をタダでゲットする方法(期間限定)

この度,新たな地下鉄利用促進策として,京都市営の地下鉄が誕生した5月29日を「地下鉄の日」と定め,市民の皆様と一緒に地下鉄の役割を考えるシンポジウムや,「駅ナカスイーツ♪」ベスト10の即売会,地下鉄駅を巡るスタンプラリーなど,地下鉄に親しんでいただくためのイベントを実施」するそうです。

記念イベントとして、移転したばかりの京都堀川音楽高等学校での演奏や講演、烏丸御池駅での「駅ナカスイーツ♪」ベスト10即売会、山科駅でのアートパフォーマンスが行われます。

同時にこの3会場を巡るスタンプラリーも開催されるのですが、スタンプを集めると、特典として地下鉄オリジナルスイーツ「水尾の柚子ちーず麿のお気にいり」1箱(5個入り)がもらえるのです。定価は1箱900円(税込)です。

このスタンプラリーに参加するには、一番手っ取り早いのは600円の「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」を使うことですが、京都堀川音楽高等学校での記念イベント終了後にアンケートに答えると、もれなく「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」がプレゼントされます。

つまり、京都堀川音楽高等学校でのイベントのアンケートに答える>京都市営地下鉄1dayフリーチケットをもらう>スタンプ台紙をもらい京都堀川音楽高等学校音楽ホールでスタンプを押す>烏丸御池駅でスタンプを押す>山科駅でスタンプを押す>水尾の柚子ちーずがタダで手に入る、というわけです。

ちなみに、京都堀川音楽高等学校音楽ホールスタンプ台設置時間帯は9:30〜12:00、スタンプラリー締め切り時間は午後4時、山科駅はJRや京阪ではなく地下鉄の山科駅となるので、ご注意ください。

それから、この日、烏丸御池駅の近くにある新風館では、「どうすんねん 京都!?−次期京都市基本計画シンポジウム−」が開催されます。京都市次期基本計画の第1次案への意見も募集中(6月20日まで)です。

posted by 吉永ゆうき at 00:57 | Comment(0) | 広報・情報公開

2010年04月25日

京都マラソンのコースは観光地を巡る

(2010.10.15追記)第1回京都マラソンコース検討会が開催されましたが、京都市は当初の計画を変更し、まちなかの観光スポットをめぐるコースではなく、市街地周辺をぐるっと回るコースを提案したようです。毎日新聞の記事「京都マラソン:当初構想見直しも 市民への影響考慮−−12年3月予定 /京都」追記終わり。

(2010.10.7追記)第1回京都マラソンコース検討会が開催されるそうです。出席は京都陸上競技協会と府警、市の予定です。追記終わり。

京都シティーハーフマラソンが中止となり、京都市は2012年3月の京都マラソン(フルマラソン)実施に向けて開催準備委員会を開いたそうです。(観光地巡る市民参加型目指す「京都マラソン」開催準備委が会合:京都新聞

記事では「北大路通や烏丸通、御池通、鴨川河川敷など、市内を縦横に走りつつ、大徳寺や南座、二条城などの観光名所前を通過するルートを想定」とありますが、未定のようです。おそらく「京都シティマラソン(仮称)」開催に向けたアンケートを元に考えられたのだと思います。

個人的に西大路太子道から西大路丸太町にかけての急なアップダウンは、駅伝やハーフマラソンでも勝負所となってきたので、ぜひ取り入れて欲しいなと思います。

ところで、気になるのが開催時期。ハーフマラソンが例年3月に行われてきたのでそのまま3月、という事なのだと思いますし、年度末の高齢行事との認識になっていた人もいるでしょうが、フルマラソンになる事で、交通規制の時間帯は多くなります。全体で2時間程度、各通りでは長くても1時間程度で済んでいた交通規制が、新聞記事に「大会時間は6時間を予定」とあり、ルート後半の通りでは2時間以上の交通規制となることもありえます。

年度末の忙しい時期に、たった1日とはいえ、数時間にわたり交通規制となる事の、マイナスの経済波及効果も調査して、他の時期も検討してほしいものです。コースも名称も距離も変わる事ですし、伝統や慣例を重んじる必要性は低いと思います。

posted by 吉永ゆうき at 12:41 | Comment(0) | 広報・情報公開

路上喫煙等禁止区域が拡大されます

京都駅南側のイオンモールKYOTO(旧名ヴィノワ)が、いよいよオープンしますが、時期を同じくして京都駅で2010世界禁煙デー啓発イベントが開催されます。こちらは地下街ポルタ西通り広場が会場です。

この事を知った時にあれ?と思ったのが、なぜ京都駅なんだろう?ということでした。

と言うのも、京都市は7月1日から上喫煙等禁止区域を拡大しします。それに併せて、止区域ののどこか、もしくは近くで禁煙の啓発イベントをすれば、禁止区域の周知も出来るのに、わざわざ離れた京都駅でなぜ?という疑問でした。

ちなみに、このエリアで路上喫煙すると1千円の過料を徴収されます。2008年6月1日から徴収は行われていましたが、今回そのエリア(対象となる通り)が拡大となります。

今までも、路上喫煙禁止や過料を徴収されることを知らなかったという人もいたので、世界禁煙デーのイベントはちょうど良い機会だとも思いましたが、よく読むと、主催はNPO法人京都禁煙推進研究会、共催に京都市と京都府、ということで、実施する主体が別なので、しかたないことなのでしょう。

ところでイオンモールKYOTOつながり(?)で、現在京都市が京都駅南口駅前広場リニューアル計画」への意見を募集ししてます。一般車の駐車場をなくし、歩行者用のスペースとバス・タクシーなどの専用通路、スペースを整備するそうです。八条通の南側と南北自由通路をつなぐデッキは、財政の事情により断念したようです。

京都駅の南側は従来、八条口と呼ばれていると思っていましたが、京都市は南口としたいようです。初めて訪れる人にどちらがわかりやすいかという議論はありそうですが、複数の呼称があることが一番良くない気がするので、統一してほしいです。

posted by 吉永ゆうき at 12:15 | Comment(0) | 広報・情報公開

2009年05月01日

京都市の新型インフルエンザ対策

2009年5月3日追記:保健衛生推進室保健医療課の相談窓口(222−3421)が曜日関係無しの24時間体制に移行しています

2種類の新型インフルエンザ?

今ニュースをにぎわしているのは「豚インフルエンザ」と言われるものだが、一方少し前まで新型インフルエンザと言えば「鳥インフルエンザ」だった。これらはどちらも同じくインフルエンザウイルスを原因とする感染症だが、そのウイルスの種類が違う。今話題の豚インフルエンザが「H1N1型」で、2004年頃ニュースになった鳥インフルエンザは「H5N1型」。これ以外にも多種のインフルエンザウイルスが存在する。ちなみにSARS(サーズ)は似た症状が出るが全く別のコロナウイルスによるもの。

ちなみにウイルスは加熱すれば死滅するので、豚肉も加熱調理すれば問題ないらしい。また、「日本の豚は世界でもトップレベルの衛生状態で飼われており、飼っている方もまったく心配(する必要)はない」とも。「農相『豚肉は問題ない』/冷静な対応呼び掛け」(京都新聞)。それから補足情報として、現在の鳥インフルエンザの分布(国立感染症情報センター)豚インフルエンザの感染や報道の状況をGoogleマップで視覚化した8つのサービス(WEBマーケティング ブログ)。

死亡者が出たというニュースで恐ろしい病気と想像する人もいるかもしれないが、不治の病でも必ず死ぬ病気でもないので、そこまで怖がる必要はない。しかし、感染症なので、いつどんな所で自分が感染するかもわからないし、軽くやり過ごせるレベルの症状ではないため、しっかりと予防と対処法を考えておきたい。

予防方法や疑わしい症状の時の対処は?

豚も鳥も、予防方法は同じで、

  • うがい、手洗い(消毒用アルコールも有効)
  • 体力をつける(パワーやスタミナではなく、きちんとした食事や規則正しい睡眠をとること)
  • マスクの着用(健康者の着用の意義は両論あるが、感染者の着用は感染拡大防止のために必須)
  • 人ごみを避ける(できるだけ外出しない。GWの外出でも山とかなるべく人の少ない所に出かける)
  • 自分は大丈夫と思わない心がけ(既に日本国内でも潜伏期間の感染者がいる可能性は十分にある)

もし、インフルエンザかもと思ったら、医療機関にいく前に、保健所の発熱相談センターに電話。タミフルは48時間以内が良く効くらしく、発熱相談センターへの連絡や対処は早い方が良い。

各保健所及び保健医療課に発熱相談センターを設置し,市民の皆様からの相談に応じるほか,新型インフルエンザが疑われる患者と医療機関の連絡調整を行います。 各保健所(平日 月〜金曜日 午前8時30分〜午後5時) 保健衛生推進室 保健医療課 222−3421(午前9時〜午後10時 ※2009年5月3日追記:曜日関係無しの24時間体制に移行しています) 保健医療課ではGW中も平日と同様の対応を行います。
北保健所
432-1438
上京保健所
432-3221
左京保健所
781-5171
中京保健所
812-0061
東山保健所
561-1191
山科保健所
592-3050
下京保健所
371-7101
南保健所
681-3111
右京保健所
861-2177
右京区役所京北出張所
(0771)52-1816
西京保健所
392-5690
西京保健所洛西支所
332-8111
伏見保健所
611-1161
伏見保健所深草支所
642-3101
伏見保健所醍醐支所
571-0003

京都市新型インフルエンザ対策マニュアルP172「新型インフルエンザ相談窓口」より電話番号のみ抜粋。

京都市の対策

それ以外の情報は、現時点で以下の2つのページに集約されている模様。

京都市の対策で不足していると感じること

市内で「感染者数は58万8000人、死者は最大で1万1760人に上ると推定」しているのだから、消防や交通、水道等市民の生活に関わる部局の職員もそれなりの人数が感染すると予想される。マニュアルや会議の資料を見る限り、保険施設や医療機関での対策は(素人目に観て)きちんとされているように感じるが、そういった部局での人員不足の際にどういった体制でどのように業務を行うのか、まで対策が立てられている必要があると感じるが、対策の有無は不明確。

さらに、電気やガス、物流や小売り等の民間企業でも人員が不足すると思うが、その際に市としてどのようにフォローしていくのかも不明確。例えば食料や日用品が必要な人の手に届かない場合の、物資の備蓄がどの程度されているのか、など。ちなみに、事業所向け、地域・家庭向けの対策指標は既に用意されている。「事業者・職場における新型インフルエンザ対策( PDFファイル ,386KB)」「個人及び一般家庭・コミュニティ・市町村における感染対策( PDFファイル ,341KB)」「個人向け啓発資料( PDFファイル ,212KB)

posted by 吉永ゆうき at 12:40 | Comment(1) | 広報・情報公開